手を伸ばす前のまわり道

うつ病のこと、猫のこと、大好きな音楽のことの雑記です。

ほいで8月秋田通院も行ってきました

もう数日前ですかね。行ってきました。前回は薬を半錠増やしても

体調はずっと変わらず、早朝覚醒、朝しんどい苦しい食欲ない痩せてきてるという状況で

私は原因は眠りにあるとしか思っていなかったのですが

主治医に「つまり朝のうつがひどいってことね」とばっさり言われ、

「あれはうつだったのか・・・」と目から鱗がポロリ。

 

病人を長くやっていると、何が「大丈夫」な状態なのか、何をもって「食欲がある」というのか、うつ病のくせにうつってなんだったのか分かんなくなったりする。

「食欲がない」というのも、主治医に言われたから「・・・そうか。」と自覚したからであって、3食欠かさず食べてたから自分ではそうとは思わず、ただ、美味しいのかと言われればそうではなく、無自覚に味の強いもの(チョコドーナツとか)ばかり食べてたなあと。

 

ということで、投薬は選手交代。

昔飲んでいたうつの薬カムバック。

 

翌日は吐き気があり、数日眠気が強くあり、今日あたりからなんか身体が落ち着いてきました。久々に料理してご飯食べた。

 

行きは仙台七夕まつりの最終日にあたって、駅構内の人の多さにびっくり。

外国から(アジア圏多し)のツアー客がたくさんいるのが特徴的でした。

 

今回は、映画化するので伊坂幸太郎アイネクライネナハトムジーク」を読み返しながら新幹線の車中を過ごしました。

伊坂幸太郎がかねてから斉藤和義のファンであり、「幸福な朝食 退屈な夕食」を聴いてサラリーマンを退職して物書き一本で行くことを決めたのは有名な話。

この本は、斉藤和義からの「恋愛をテーマにしたアルバム(紅盤)を作るから歌詞を」という斉藤和義からのオファーに、伊坂幸太郎が「歌詞は無理だけど小説なら」と提供した一編が端緒となった短編小説集。伊坂作品らしく、全編読み終えたとき、伏線が最後にすべて回収されて「うわああ!」と爽やかな気持ちになるのはもちろんですが、読み返さないと気付けなかった伏線もたくさんありました。ちなみに、伊坂の小説「アイネクライネ」を受けて斉藤和義が書いた曲はこれ。 


斉藤和義 - ベリーベリーストロング~アイネクライネ

何が「ベリーベリーストロング」なのかは小説をぜひ。

ちなみに「紅盤」は、「ウエディング・ソング」が有名ですが、キセルの「ベガ」のカバーが本当に良いのです。それはまた別の話・・・

  

JR-EAST Wi-Fiが整備された東北新幹線ですが、盛岡を過ぎて秋田新幹線のエリアに入ると圏外がまだまだ多いので、紙の本は大事。

 

アイネクライネナハトムジーク」の映画はロケ地宮城で先行上映とのこと。

楽しみです。


斉藤和義「小さな夜」(映画版特別MV)

 

 

4人のフジファブリックに戻った日

8月の通院のため秋田に行ったり

薬が変わって吐き気や眠気がしたり

 

そんなことよりも思わぬ形でフジファブリックがひととき4人に戻った。

志村没後10年という節目

フジファブリックもいろいろ動きがある年

 

そういうのは差し引いても、Mステのあの演出をしたのはフジファブリックを愛している人がめっちゃ頑張ったに違いない。フルコーラスじゃあなかったけど

あそこに志村はいた。 こういうことをいうのはガラではないが、いた。

歌声が志村に変わった瞬間に電気が走った。

https://www.instagram.com/p/B1EZMmFgPdW/

あの年は、夏にアベフトシが死んで、クリスマスに志村が死んで、心が麻痺してしまったかのようだった。

このロッキングオンジャパン、たまたまずっと前に実家から発掘したやつなんだけど、アベの死の直後であろうインタビューでバースデイとしてのチバがアベの死に言及してるし、志村は生きてるし、茜色の夕日を歌って、らしくもなく曲中で涙した民生は楽しそうに新生ユニコーンやってるし、時間軸がわからなくなる。

若くして亡くなったミュージシャン。フィッシュマンズの佐藤くんであったり、初恋の嵐の西村さんであったり、アベであったり志村であったり、私が体験しただけでもかけがえのない音と声が、ひとが、あっけなく亡くなってしまって、実感が無いくらいあっけなく。それだけに悲しみのやり場がない。

 

その中で、バンドとして今も続けて進んでいるのがフジファブリック

 

「変な声」「音程が」なんて言われたりしながら、本人が敬愛する民生節が垣間見えながらも(w)バンドになくてはならないメインコンポーザー志村。当時、よくあるように「自死」説も出たけどそんなことはフジファブリックの動きを見ていた人なら信じなかった。(トライセラ和田が一生懸命説明してたな)命を削るような曲の作り方をしていたのも大抵のファンなら知っていた。)飲まず食わずで徹夜で曲作るとかやってなかったっけ。

ギター山内が歌うとなった時も、初めはやっぱり抵抗があったよ。(山内総一郎のギターも好きだったし)でも、馴染んでいったな。

そしてMステ。まさかヴォーカルに志村のパートが用意されていて、あの場にいるなんて。それは演出を超えていた。同時に、3人のフジファブリックの中にも志村がいることを改めて思った。志村は今でもフジファブリックのメンバーなんだけど。

フジファブリックが亡き志村のヴォーカルでステージで演奏したのは初めてではないと記憶しているが、まさかお茶の間で遭遇するかと。

 

最後に。これ幸いとばかりに志村の故郷富士吉田の、志村の同級生を中心とした集まり取材した「某オウンドメディア」が、これ幸いとばかりにその活動を取材した過去記事をtwitterで宣伝してたことにものすごく嫌悪感を感じた。「泣ける」とか言ってね。おかげで聖地回りしている人がいるんだってね。墓弄ったりとかね。

 

やり場のない悲しみは分かるけど、音楽を聴こう。音楽を聴こう。


フジファブリック (Fujifabric) - 若者のすべて(Wakamono No Subete)


奥田民生 茜色の夕日 

7月通院終わり。

今月も秋田に通院してきました。

体調は、抑うつ気分が続くことは少なくなったものの、早朝覚醒が常態化していること、それに伴って朝の怠さ、息苦しさが毎日あり、慢性的に疲れていることをお話ししてきました。

もはや人間目覚まし。午前3時にぴったり起きて、その後一時間、または30分間隔で目覚めます。目覚まし時計要らず。

ただ、さあ起床せねば、という時間になると、体が重くて、怠くて苦しくてでベッドから出るのに小一時間かかるのです。朝がとても辛い。

 

で、今処方されている夕食後の薬(向精神薬)の処方を少し増やし、服用する時間もずらしました。睡眠薬を変えることも検討したんだけど、今睡眠の質はともかくリズムが変わってしまうことが怖くて、止めました。

早朝覚醒はあるものの、入眠はスムーズで、そこは不安がないのです。

 

薬増えちゃうかあ。とちょっとしょぼんとしてみましたが、季節的なものや昨年度の疲れもあるだろうし、しょうがないなという感じです。

あと遮光カーテン買いなさいよと言われました。

ばかばかしすぎるので言わなかったけど、ちょっと覚醒すると、うちの猫が「飼い主起きた!」と感づいてしつこくニャーニャー鳴くのも一因かと思ったりする(笑)

なぜかうちの猫は、私が在宅時は必ず同じ部屋で過ごす・・・。

https://www.instagram.com/p/Bx9pAdkARC5/

こういう目で叫ぶのである。「んわああー」「起きたらゴハンだよね!」みたいな。

以前はベッドまで上がってきて顔をこすりつけてきたのに、最近では寝室の猫ベッドから叫ぶんだよねえ(省エネ)

 

薬局で処方を待つ間、近くのイベントスペースでバンドの爆音。

久しぶりに聴覚過敏が出て、慌ててイヤホン装着。

マチュアバンドかな。

(ごめん)あまりに各楽器の演奏がバラバラで(ごめん)ちょっと脳に堪えたわ。

音響の具合もあるんだろうけど、ベースとドラムの音割れすぎだぞ。

ライブに行けるようになったりと良くなってきているけど、ただの爆音はみるみるうちに抑うつを連れてくるみたい。

 

深呼吸しながら駅前にコーヒー飲みに行ったら街がざわざわ。

なんでも安倍首相お越しの最中だとか。

 

駅前の道路があんなに動かなくなったの初めて見ました。

サブマリン 伊坂幸太郎

 

サブマリン (講談社文庫)

サブマリン (講談社文庫)

 

 「サブマリン」読了。

「チルドレン」と立て続けに読んだせいもあると思うが、私の中での伊坂作品のトップ3に躍り出た。

文庫本の背表紙には「読み終えた瞬間、今よりも世界が輝いて見える大切な物語」と作品紹介があるのだが、輝いて見えるかどうかは読了直後の感情ではよくわからないが

何かは違って見える、のかもしれない。

一般的な家庭から、一般の社会から、健やかな生育から、遠目で見ると当たり前に見える幸福から、まあいろいろだ、そういったものから、片足を、半身を、あるいは全身を脱線してしまった者たちに、良いのか悪いのかもわからないけど、そもそも良いってなんなのかますれわからないけど、少しでも光が差し込みますように。

中村一義が言うところの、「愛が、全ての人達に、分けられてますように。」だ。

伊坂幸太郎の作品に出て来る音楽は、言葉なのにいい音で鳴る。

 

私も熊の着ぐるみを着て殴りに行けばよかったのだな。

そうしたら、もしかしたら、陣内のように少しは元気に広く気ままに傍迷惑な心を。


〝永遠なるもの(管弦楽器編)〟 中村一義

6月秋田通院終わり。

東北南部は先日梅雨入りしたとのこと。

仙台は東北南部に入るのか。よくわからないが

土砂降りの仙台を出て晴天の秋田への通院終わり。

 

めずらしくというか。今回の通院はちょっと先延ばしにしようかな少し薬の余裕もあるし。なんて思いながら、うまく新幹線のチケットの変更ができなくて行ってきました。

 

診察、開口一番「元気です」と伝えるものの、いくつかやりとりを経て「元気じゃないじゃない。」と言われてくる。そして「早くパートナー。」とも言われて来る。

 

今、心配なことは何もなくて

辛いと思うことはほぼなくて、

ただ、早朝覚醒(午前3時から一時間ごとに起きる。目覚まし時計いらず)と起床時感じる身体の重さ(重力10倍、宇宙飛行士の気分)

働いているときは気にならないが、抑うつ症状であるのかなと思う息苦しさが恒常的に続く日々。あと、自分でも「?」と思うくらい感情が動かない。

 

でも、痛くない。悲しくない。社会生活に支障はきたさない。本読んだり音楽聴いたりできる。そのために行動もできる。ということで「元気です」と言ったのだが、

 

元気ってなんだったっけね?

 

今回の通院ではこれを持参。新幹線で読む。

チルドレン (講談社文庫)

チルドレン (講談社文庫)

 

 だいぶ前に買ったんだけど、読み返すとやっぱり面白くて、帰り道駅からぶらぶら歩く道すがらこれを買う。

サブマリン (講談社文庫)

サブマリン (講談社文庫)

 

「 元気」とは陣内さんのような人のことをいう。のはあながち間違ってはいない。

 

雨上がり。夜。花粉も日焼けも寒さも暑さも気にせず

とぼとぼ歩くことができるこの季節は好きである。

伊東洋平「みやぎの歌」2019/5/25 @ IRORI石巻 

最近急に伊東洋平さんづいております。

TSUBASA

TSUBASA

 
One for All,

One for All,

 

 

なんでか、大きな仕事が終わって一息ついてからとか、すこぶるいいタイミングでライブの報せがあるのです。今回は、ワンマンライブです。

 

この間あったHei Tanakaのライブ以降、地元で好きな音が聴けることの意味と、そのためにできることについて少し考えるようになりました。

 

「音楽不況なのだから」と主に東京へ出掛けることがいつの間にか自分の中で当たり前になっていたのですが、そういう状況を変えていこうとする人たちと出会い・・・。

私は何もできないのですが、そういう身近で鳴らされるいい音楽に対して、価値に見合った対価を払うことが私にできることだ、と考えています。

 

そういうことを考える中で石巻であった伊東洋平さんのワンマンライブ。

「みやぎの歌」は、宮城県内で不定期に開催されるワンマンライブのタイトルだそうですが、今後は「ボクラノウタ」としてゆっくり各地に広がっていくとのこと。

これは行かねば!と思い行ってきました石巻

 

かつては、石巻は仙台から遠く離れた地だったのですが、震災以降、有料道路が整備され、短時間で行ける身近なところになりました。なんなら通勤圏内。

私は震災以降、仕事以外で初めて石巻を訪れる機会にもなりました。

少し街を散策しましたが、小綺麗に「復興」している最中である街の様子を見るにつけ、いろいろなところに震災の痕跡と記憶の種を見つけるものです。

 

話は戻り、IRORI石巻

居酒屋かと思いきや(笑)すごいオシャレなカフェでした。

https://www.instagram.com/p/Bx4KvlYgrC5/

こんなステージです。

ここが私のいたテーブルから見たステージ。

つまりアウトオブスピーカーの位置?きっと正面ではいい音で聴けたはずです、私整理番号堂々の最後でしたからね、でもリラックスして聴けました。ギターの手元をじーっと見る。(なぜだか見てしまう。自分が弾けないから尚更なんだろうか)

そしてスタンディングはそろそろ辛いお年頃・・・。

 

ライブは、常連さんの支えるステージという感じ。(ファンもお互いに知り合いという感じ)

ちょっとだけわたしちょっと違ったかしらと思いましたが、(例えるなら、スピッツのゴースカに遅れて行ったら初めてなのにいきなりカバーコーナーに遭遇みたいな、わかりにくい)よーへいさんの声とギターのリズムに集中してたら気にならなくなりました。

伊東洋平さんの歌。ファンに寄り添い、歌に寄り添い、それと対になり魅力でもある、言葉が浮かばないけどうーん常連さんとの間に今あるもの、温かいもの。

彼はそれをこれからどーーーーーーーんと突き抜けてもっともっと遠くに音楽を届けられるミュージシャンだと思う。だってアコースティックセットのライブがこんなにも素敵なのだもの。

 

ライブが残念になって音源自体を聴かなくなったミュージシャンもいる中で、わたしは洋平さんのライブは、たくさんの人に聴いてほしいと思う。

好きだなと思える声を、楽器の音を、躍動感を、間近で感じられるというのは本当に幸せなことだ。

 

ご本人も遠くを遠くを見据えて活動しているのがMCからたくさん垣間みえて、本当にエネルギーがある人だなあと思いました。だから愛されるんですねえ。

 

明日は酷暑の松島でフリーライブですって。身体に気をつけて歌ってほしい。


「TSUBASA」Music Video

アンコール最後の曲はこれでした。

 

石巻の街を散策する中で一番多く見たものは、石ノ森萬画館を起点として仮面ライダーのスタンプラリーをする人々。(老若男女問わず、ライダーはすげーなー)

 

わたしがインパクトを受けた出会いは、にゃんこ。

https://www.instagram.com/p/Bx3_b2HgfoI/

https://www.instagram.com/p/Bx3_gOQg1Ct/

街の中心部から少し離れた地点、恐らく津波で壁や窓や床がやられて、片付けたまま朽ちた元店舗のようなところ。にいるにゃんこ達。(緑の布の中にも白黒にゃんこが隠れてました)

 

伊東洋平さんは明確に夢を語っていました。きっと彼は成し遂げると思う。

 

わたしは何ができるのだろう。

伊東洋平さんのフリーライブ再び。

何気なくtwitterを眺めていると、前回インストアライブに行った伊東洋平さんのフリーライブがまた近くであることを知り。

asagitti.hateblo.jp

ちょうど、今日はのんびりDAYの予定だったので、行ってきましたフリーライブ。

今日は、スーパーマーケットの隣、マクドナルド前の小さな広場でのライブ。

普通に家族連れが買い物したり、マクドナルドのセット食べてたり、子供が走り回ったり、中高生がスマホいじくったりしている中でのライブ。晴天と涼しい風の中、子供達のはしゃぎ声も効果音。

とても気持ちのいいライブでした。

 

前回行ったライブは、駅ビルとショッピングビルの谷間に設置されたイベントスペースでのライブだったので音響の調整が大変だったかと思いますが、今回は音が直に届いていいな、と思った反面、

そりゃあ当たり前なんですが、歌に特に興味もない様子の人も多くいる中で熱量をもって歌うっていうのは本当に本当に大変なことだな、すごいな、というのを肌で感じてきました。 今回は、ステージというステージもない感じだったので尚更。なんつっても名前の看板、「伊東洋平ライブ」の「東」が明らかに誤字の後を切り貼りで修正されてるの丸分かりだし失礼だわー。おいおい。(↓写真の通り・・・)

 

わたしは近年インディーズのミュージシャンのライブを聴きに、主にライブハウスに足を運ぶことが多いのですが、

こういう風に、地道に地道に音楽を作って届ける人は日本にたくさんいるんだろうな、それをこんなに長いこと続けている伊東洋平さんに本当に頭が下がる思いでした。

 

しかも。年を経るに従って、声が出なくなるシンガーはたくさんいますよね。

よーへいさんの歌声は、そんなことは全くなく、むしろ表現力を増しているような。

ずっと歌っていてほしいなと思ったし、そのためにはリスナーは応援をしなくちゃ。

弾けないし吹けないわたしですが、好きな声と好きな音をずっと聴いていたいから。

 

ということで、今回敢えて全国に流通させていないというダブルリードシングル(表題曲、いわゆるA面が違うシングル)のもう片割れを購入してきました。

https://www.instagram.com/p/BxmGG4tlTnF/

来週石巻のカフェでライブとのこと。

体調と相談しながらも行ってみようかな、と。

 

今回ステージを見て思ったのですが、馴染みのファンがたくさんいらっしゃるようですね。素晴らしいことだなあ。そして、これからも客層が広がっていったらいいなあ。

いい音楽に年齢は関係ない。

 

わたしは、振り付けとか手をフリフリとかするのが苦手で、できたら音を自由に聴いていたい不器用もんなんでノリが悪く見えるかもしれないけど、楽しかったなーーーーー。アコギの弦が切れそうなくらいじゃかじゃか弾くのはすごく好きです。

 

最後に。洋平さんにまたサインをもらったら、ちゃんとわたしのことを覚えてくれていました。神対応?いえ、これは十数年前のイケメン'ズの時と変わらないのです。

これは音楽とリスナーに対しての真心だとわたしは思っています。


The LIVEREPORT「20180617伊東洋平」