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asagitti's blog

うつを,くらしを,音楽を,ファッションを,ゆるり,ゆるりと。あと猫。

法隆寺 祈りとかたち展

LIFE

仙台市博物館で開催されている

東日本大震災復興祈念・新潟中越地震復興10年特別展

法隆寺 祈りとかたち展に行ってきました。

ちょーっと期待外れでした。

ぐっと心にくるものが足りませんでした。

それは,下調べをしないで展示のタイトルだけで行ったからでもあるんですが

展覧会の構成が

第一部 法隆寺ーその美と信仰 法隆寺仏教美術

第二部 法隆寺東京美術学校

第三部 法隆寺と近代日本美術

と,「いろんなものをちょっとずつね」的な構成だったので少々物足りなかったです。わたしは第一部を主に期待して行ってしまったわけですね。

ガツンときたけりゃ現地に来いやあということなのかしら。・゚・(ノД`)・゚・。

 

でも,第2部の,岡倉天心が仏罰を恐れる僧たちを説得して調査に入るくだりは興味深かったです。

まあ,短期間の巡回展示だし

春休み期間だから子ども向けにということもあるんだろうし,

文化財を,いつ余震が来るともわからない被災地に出すリスクというのもあると思うし。(文化財は保護されるべき)

 

ただ,対峙した地蔵菩薩像(国宝)には圧倒されましたね。

全ての死者を救うということで,この被災地仙台にいらした仏像。

全ての人を救う。災害においても,戦禍においても,謀略においても,善意でも悪意でも,命を無くした人を等しく救うか。

 

わたしは仏教について全く無学ですけども,

この仏像は,何度災害を眼下に見てきたのだろう。今回の震災も,巡りめぐる時の流れの出来事の一つとして見ているに過ぎないのかなあとか,そもそもこれを掘った仏師は,この菩薩が遥か未来の災害で傷ついた心を救うことを見越していたのかなあとか,いろいろ考えてたらなんとも無常感を感じてしまいました。

 

ああ身体がかゆい。