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asagitti's blog

うつを,くらしを,音楽を,ファッションを,ゆるり,ゆるりと。あと猫。

キセル『明るい幻』Release Tour 2015 @2/21赤坂BLITZ

MUSIC

キセルの『明るい幻』ツアー最終日、赤坂BLITZに行ってきました。

仙台でのライブがものすごく、ものすごくよかったがために。

行ってよかった。

ハコが違うと、場所が違うと、また違った魅力を発見できる曲たち。

 

ツアーも終わったので曲について書けるのですが、キセルの凄いところは、4年半ぶりのツアーのセットリストの序盤に、「春の背中」のようなテンポの曲を置いて、それでいてものすごくこちらのテンションをあげさせるところ。「つかみ」のために盛り上がる曲を、なんて手法など、キセルのライブには必要無い。

そして、昔(といっていいのか)の曲も、新譜の曲たちと同じようにブラッシュアップした姿で聴かせてくれるところ。

 

音楽は生き物。

キセルのライブでは、バンドか、ふたりか、バンドのメンバーはだれか、にもよるけど、いつも新しいアレンジで、新しいテンポで聴かせてくれる。

これはすごいことだと思う。そして大好きなところである。

今回のツアーの「エノラ・ゲイ」もとてもかっこいいアレンジ。鍵盤がかぶさるとものすごくかっこいい。この選曲は、いまの情勢に合わせたキセルの変わらぬ答えなのかな。

 

キセルを語るのに「浮遊感」という言葉がよく使われる。

キセルの浮遊感は、「地に着いた浮遊感」であると私はよく思う。

空の星のように手の届かないもの、あるいは幻想的なもの、にとどまらない。

抽象的なもの、美しいもの、それだけをうたっているならば、こんなに聴いていてしあわせにはならない。

曲を聴くわたしたちが、音に満たされて、いつの間にか星に手が届く。現実の中にゆめがどっと溢れてくるような幸福感。キセルはこれをくれる。

それが、ライブが終わって現実を歩く時の力になるんだな。

音のすきま、それさえも音楽にして聴かせてくれる。そして、それを生音で味わうことができる。こんなしあわせ、なかなかないな。

 

ライブ終了後、「あー、きもちよかったねー!」と言っている人たちがいました。

すごくわかる、それ。

 

4月の六本木EX THEATERのライブの告知がされました。

東京の人はいいな。

いいな。わたしは時期的に行けないな(涙)

そう、東京でのライブが多いせいか、ツアーファイナルだからか、いつにもましてMCが緩く、ゆるいMCの流れからの、名曲「たまにはね」の演奏に入ったのはびみょうにおどろきました・・・。

 

しばらく、キセルのライブに出かけることはできないと思うけど、というかしばらくライブ自体に行くことはできないと思うけど、

「明るい幻」をすり減るほど聴いて(すり減らないけど)がんばろう。


キセル / 時をはなれて (Music Video) - YouTube

 

明るい幻

明るい幻