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asagitti's blog

うつを,くらしを,音楽を,ファッションを,ゆるり,ゆるりと。あと猫。

被災地にいらっしゃる精神疾患をもつ方々に

私は、うつ病で半年休職し、職場復帰して二日後、海辺の町で東日本大震災を迎えました。

自分の経験から、同じように精神疾患をもつ熊本・大分の方々が

十分な情報を得られないまま生活なさっているのではないかと考え、

当時自分がとった行動や得られた福祉サービスについてメモを残します。

 

私は、当時のかかりつけの精神科病院が津波被災して閉鎖されたため、全くネットワークや知識のないまま、総合病院を回りました。

 

どなたもきつい状況下にいらっしゃるかと思いますが、どうか、自分で自分を守りながらお過ごしください。

 

処方薬を得る

向精神薬を始め、日常服用しなければならない処方薬が底をついてしまった、ということがあるかと思います。

極限状態にあるときは、断薬症状が現れにくかったり、現れても自分で気付きにくかったり、あるいは目立たなかったり、ということがあります。

しかし、必要な薬が途切れてしまうと、知らず識らずのうちに不安が増していたり、後々の症状の悪化に繋がったりします。

状況的に・体力的に可能であれば、少しでも日常用いている薬を得られるよう行動してください。

情報を得る

基本的に、精神疾患に関わる救急病院の状況については情報が少ないかと思います。透析やインスリンのように、無くては即命を落とすような疾患や医療情報が優先されるのは当然のことです。

しかし、精神疾患も、本人が自覚しないうちに希死念慮等の症状が進みます。

「自分なんかは後回しでいい」と思いがちですが、いえ、あなたもケアを受ける必要があります。

自分で自分をケアすることは、周囲の方々の負担を軽減することにもつながります。

 

私は、AMラジオ放送を主な情報源としていました。

総合病院が開いている時間帯を複数押さえておき、複数の病院を回りました。

どこの病院が空いているか、なんていう情報は、意外と行政の方も警察の方も把握はできていません。

情報を集めるのも、行動するのも自分です。

 

お薬手帳を活用する

よく知られていることですが、災害時にお薬手帳が力を発揮しました。

総合病院の多くでは、玄関前でトリアージをしています。

そのとき、短時間で必要な情報を医療機関の方に示すことができるのがお薬手帳でした。

薬品名、規格、量、服薬期間など、信頼性をもって伝えることができるため、多くの病院でスムーズに薬を処方してもらえます。

精神科のない病院でも、お薬の在庫があったり、なくても似た成分の薬を処方してくれたりすることがあります。

 

とはいえ、緊急的な薬の処方なので、処方は三日分だったり、多くても一週間分だったり。

当面のつなぎにしかならないので、できるだけ精神科専門医に出会えるようにすることも必要です。

わたしは、3件目の総合病院で、たまたまいた精神科当直医に出会いました。

いまの主治医がその方に当たります。

 

緊急的な医療費の援助を受ける

上記のように、総合病院を回りましたが、どの病院でも震災直後には医療費の徴収はありませんでした。持ち合わせがなくても、受診をためらう必要はありません。

後日、請求がくる病院もありましたし、自治体等の医療費減免の制度を使うため支払いは必要ない、とする病院もありました。

 

取り急ぎ、現段階で思いつく事柄を列記しました。

 

私は、自分でも自覚しないまま精神症状が進み、震災の3ヶ月後入院しています。

念には念を入れて、自分のこころを守ってください。