asagitti's blog

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キセルとパスカルズ@代官山 晴れたら空に豆まいて 2017/8/22

https://www.instagram.com/p/BYFzVddAdxy/

音楽への入り口は、私の場合「たま」でした。

当時は同級生に相当引かれつつ(笑)

主旋律の上でハモるコーラスが好きなのも、

生ピアノやオルガンが入った音楽が好きなのも、

うたうベースラインが好きなのも、

きっとここが原点です。そして、今があります。

時は流れ・・・キセルパスカルズの2マンライブが見れる日が来ようとは。

もう感無量の一言でした。とっても幸せな時間でありました。

 

キセル

「庭の木」からライブスタート。

北山ゆう子さんとの3人編成。

なんでも、「パスカルズとの2マンだから曲どうしよ」と考えたら、いつもより弟の曲多めになったそうです。分かるような気もする。

 

ライブで何度か聴いた、新曲「山を下る」にゆう子さんのコーラスが入っているように、今回のセットリストもゆう子さんとのハモリが随所に見られました。

「山を下る」は、何度か聴けていたのでこの夜は少し歌詞を味わえました。

「山の頂から見る景色は少しやましい」

エノラ・ゲイ」がなんか軽快な感じでアレンジされていたり、

「町医者」がロックテイストだったり、なんか実験的な感じの演奏にわくわくしました。今レコーディング中とのことで、その影響もあるのかな。

今年中に新譜が出る予定だそうです!(ツアーもあるかなあるかな)

初披露の新曲も聴けました。「二度も死ねない」(もしくは「二度は死ねない」だいぶニュアンスが違いますが汗)本人たちが「地味な新曲です」って言ってた通り地味だったけどこれはじわじわくるやつです。

「ナツヤスミ」と「ベガ(ループする音のリズムが違いました)」に魂持ってかれそうになりました。

うろ覚えのセットリストは

・庭の木

・時をはなれて

・町医者

・山を下る

・二度は死ねない(新曲)

エノラ・ゲイ

・おに

・ナツヤスミ

・ベガ

・来てけつかるべき新世界 

 

「明るい幻」の曲たちも、随分馴染んでこなれて来ました。

余談ですが、「晴れたら空に豆まいて」のopenと同時に、キセルのメンバーが全く違和感なく出口から出て階段を登って行きました。見送る我ら。

この一見普通のひとたちが、楽器を持ったらそれはそれは無敵なんだな。

 

パスカルズ

全員はいなかったと思うのですが、ステージのいい感じの狭さとあの人数ですから場面転換とチューニングやらで小一時間かかりました。腰がー。

私は数曲しか知らないんですが、おもちゃのような楽器と、弦楽器管楽器と笛と石川さんと(笑)これが一体となって曲を構成するって一体どんなテクニックなんだ、と感嘆しつつもとても楽しく聴いていました。ドラムと石川さんのがらくたパーカッションと(褒め言葉です)バイオリンとトランペットと鍵盤ハーモニカと鈴と。全然違うものなのに何一つ浮かない。

個人的には、「だんだん畑」とか、知久さんの声が聞ける楽曲は嬉しい。そして、知久さんの弾くウクレレは、なんであんなに美しい音がするんでしょうね。

終盤、石川さんが客席になだれ込んで来てビビりましたが、楽しさのおすそ分けいただきました。

 

そしてアンコールです、というかキセルパスカルズのセッションですよ。

キセルの二人はステージ下のスペースで参加。キセル弟と石川さんがステージに並んで腰掛けるというなんともシュールであたたかい感じ。

 

「鮪に鰯」のキセルパスカルズのセッション、兄さんと知久さんのハモリ。

なんかもう感極まりすぎて棒立ちでした。ずっとこのままでいたいと思った。

知久さんの心底楽しそうな笑顔といったら。

これが聴けただけでもあーーしばらく頑張れると思ったし、

声高にがなり立てなくてもこうも音楽で伝えられるものって強いのか、という当たり前の驚きを。

二曲めはパスカルズ「きんとうん」だろうか。

ギターソロを弾くキセル兄のすぐ目の前で、鈴を片手に踊り狂う「歌う飛び道具」石川浩司。「兄さん…大丈夫か」と少しハラハラしながら楽しんでたら、弟もなんか心配そうに見てました。多分、兄さん頑張ってたよ、あの時。

 

この日は予定になかったダブルアンコールがありました。

ロケット・マツさんと知久さんの協議により「のはら」。

兄さん、簡単にコードだけ教えられて「ギターソロやって、できなかったらそこらで踊ってていいから」という素敵なフリをされていましたけど、

めっちゃ染みるギターソロでした。

バイオリンのソロの後で、バイオリンの方が「次よ、このコードだよ、これだよ」としきりに目配せしていたのもなんかいい感じ。

兄さんにとっては、多分即興のギターソロより皆の前で踊る方がハードル高かっただろう、多分。

 

最後に、パスカルズの対バンがキセルに決まったのは、知久さんの推薦なんですって。「キセルがいい」って言ったんですって。なんだ、なんだ、すっごいうれしい。

 

音楽好きでよかった。

 

あまりにライブが良すぎて、終演後しみじみとビールを飲みながら腰を抜かしていたら客席にいらした友晴さんに「・・・すっごい楽しかったです」としか言えなくて少し後悔していますが、私はこの夜を多分忘れないっす。

 

キセルのレーベルメイトのスカート澤部くんが先日柳原陽一郎さんとライブをやったことだし、この際柳原さんとキセルのライブも見れないかなと思う欲張り。


キセル「町医者」2010.5.8 FUKUOKA.CAFE TECO LIVE

 


パスカルズ(PASCALS)/のはら(Nohara) WOMADelaide